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2009年02月13日

佐賀も新幹線負担増に応じず

佐賀も新幹線負担増に応じず

2月13日15時20分

整備新幹線の計画で国が新たに求めている建設負担金の増額について、佐賀県の古川康知事は佐賀県内を通る予定の九州新幹線の2つのルートの増額には「現時点では反対だ」と述べ、納得できる説明がないかぎり、負担に応じない方針を示しました。

佐賀県内では、九州新幹線の整備計画のうち、鳥栖市内で鹿児島ルートの工事が進められているほか、武雄温泉と長崎県の諫早の間で長崎ルートの工事が進められ、佐賀県はそれぞれの区間の建設費の3分の1を負担することになっています。佐賀県によりますと、国土交通省から建設費は建設資材の高騰などによって、当初の計画より増える見込みだと連絡がありました。佐賀県の負担分がいくら増額になるかは具体的に示されなかったものの、鹿児島ルートの総額は当初の計画より790億円増えておよそ8920億円に、長崎ルートは200億円増えておよそ2800億円になる見通しだと説明があったということです。これについて、佐賀県の古川康知事は13日の会見で、「資材の高騰分は新たな財源を作ってカバーするという話だった。どうしていきなり地方の負担ということになるのか。現時点では増額には反対だ。もっときちんと説明していただきたい」と述べ、国から納得できる説明がないかぎり、増額分の支払いには応じない方針を示しました。整備新幹線の建設負担金の増額をめぐっては、12日、新潟県の泉田知事が今の段階では支払いに応じない方針を明らかにしています。

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◎新幹線地元負担増「現時点では反対」 古川知事
                                佐賀新聞(2009年2月13日)

 整備新幹線の建設費増加分について国が地元自治体に負担増を求めている問題で、古川康知事は13日、「説明が不十分で増額には反対」と、現状では要請に応じられないとの考えを明らかにした。現在、国や建設主体となる独立行政法人の鉄道・運輸機構に納得いく説明を求めているとしている。

 古川知事は機構側から具体的な増加額などの説明はないとした上で、地元に求めるのではなく「(JRが国に払う施設)使用料などで対応すると思っている」との考えを示した。負担問題が表面化した昨年11月には、福岡、熊本、鹿児島の4県で、地元の負担増がないよう国に対して申し入れた。

 整備新幹線をめぐっては、資材高騰などを理由に国が地元自治体に負担増を求めている。増加額は九州新幹線鹿児島ルート(博多-新八代)全体で約790億円、長崎ルート(武雄-諫早)全体では約200億円とされている。佐賀県の負担増加額は明らかになっていない。

 県は09年度当初予算案には、増加分を含まない現在計画の予算枠内分として、鹿児島ルートで約45億3000万円、長崎ルートで約7億2700万円を計上している。



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Posted by 昏君 at 21:46│Comments(0)佐賀県
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