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東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)
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2009年03月03日

雛祭り当日の『玄海原子力発電所』(佐賀新聞)

県議会代表質問―MOX燃料輸送

雛祭り当日の『玄海原子力発電所』(佐賀新聞) 玄海原子力発電所のプルサーマルで使用するウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の輸送について、石井議員は輸送計画やプルサーマルの安全対策についてただした。

 古川知事はMOX燃料の輸送容器や武装船による護衛など輸送方法の安全対策を示し、「厳正な審査で安全性が確保されると判断された」と説明。今後の対応として「国には厳格な審査や監督指導を、事業者には適正な運転管理を要請するとともに、さまざまな情報を広く県民に知らせ、県民の安全、安心に努める」と述べた。

【写真】県政全般について県の考えをただした代表質問=県議会

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中間貯蔵施設計画 県、唐津市戸惑い


 水面下で着々と進められていた中間貯蔵施設の建設計画に、県や隣接する唐津市は「驚いた」と戸惑いを隠せなかった。一方、原発反対の市民グループにとっても寝耳に水。急きょ県と玄海町を訪れ、「核のごみ捨て場にしないで」と強く要請した。

 「具体的な検討が進んでいるという認識はなかったので、非常に驚いた」。中間貯蔵施設の規模や予定地まで明らかになったのを受け、古川知事は「驚いた」「びっくりした」を繰り返し、県は検討に加わっていないことを強調した。

 今後の対応については「まずは九州電力、玄海町が勉強なり、議論なりされることで、そこに県が入っていくことはない」とした上で、「仮に計画が進むようなら、県として必要なチェックや関与をしていかねばならない」と述べた。

 唐津市の吉本金壽副市長も「何の説明も受けていないので、コメントのしようがない」と驚いた様子。進藤健介議長は「MOX燃料輸送を了解した途端、こんな話が出てきてびっくりしている。事前に連絡があってもいいのでは」と不快感を表した。

 一方、「プルサーマルと佐賀県の100年を考える会」は、県と玄海町に要望書を提出。同町では岸本英雄町長に「建設しないと約束してください」と詰め寄り、中間貯蔵が半永久的な保管につながる不安をぶつけた。

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MOX燃料輸送 数日中に仏出港

 玄海原子力発電所3号機で使用するウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の輸送について、九州電力は2日、数日中にフランスの港から日本に向けて輸送を始めると発表した。

 MOX燃料の輸送計画については先月26日、国土交通省が安全性を確認。これを受け、県と玄海町は同日、同社が提出した事前了解願に同意した。

 輸送の詳しい内容はテロ対策の観点から公表されておらず、出発翌日に概略ルートや日本到着のおおよその時期、船名などが明らかにされる。

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玄海町長会見―推進あらためて示唆


雛祭り当日の『玄海原子力発電所』(佐賀新聞) 原子力発電所の使用済み核燃料を保管する中間貯蔵施設の建設計画について、東松浦郡玄海町の岸本英雄町長は2日、記者会見し、「全国初のプルサーマルが今秋にも始まる見通しで、中間貯蔵施設を真剣に論議する時期にきている」と慎重な言い回しながらも、計画を進める考えをあらためて示した。

 中間貯蔵施設について岸本町長は「核燃料サイクルの重要な柱で、必ずどこかに必要な施設。九電や国と、しっかり話さなければならない」と強調。施設の安全性について「原発や再処理工場などと比べれば、(保管するだけなので)比較的安全な部類に入ると思う」との認識を示した。

 また、現状のままでは玄海原発の貯蔵プール容量が4年弱で満杯になることや、青森県むつ市で建設予定の中間貯蔵施設が、東京電力と日本原燃の使用済み核燃料しか保管できない状況を説明。「使用済み核燃料の先行きについて、(中間貯蔵施設などの)計画がないと余計に住民に不安を与える」と述べた。

 予定地や施設概要など水面下で進む建設計画については「主体はあくまで事業者。うちは正式に申し入れがあれば検討したい」と九州電力の対応に委ねた。

 一方、九州電力は「将来的には必要な施設だと認識しているので、玄海町長の意向は非常にありがたい。ただ、どこに、いつ設置するかなど具体的な計画はまだない」と明言を避けた。

【写真】中間貯蔵施設について記者会見する玄海町の岸本英雄町長=東松浦郡の玄海町役場

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唐津市議会特別委―「国は説明責任を」


雛祭り当日の『玄海原子力発電所』(佐賀新聞) 唐津市議会のプルサーマル特別委員会(田中秀和委員長、34人)が2日開かれ、坂井俊之市長は、隣接する東松浦郡玄海町で進むプルサーマル計画などについて「国策なので国がもう少し前面に出て住民の不安を取り除くよう説明責任を果たすべきだ」との考えを示した。

 委員会では、ウランとプルトニウムの混合酸化物(MOX)燃料輸送了解までの経緯や唐津市への報告状況、燃料輸送の安全確保の方法などについて市執行部や原子力防災専門官が説明した。

 質疑では、水面下で進む中間貯蔵施設計画も例示しながら、浦田関夫議員(共産)が「プルサーマル計画に市民の不安は大きい。住民説明会など市は積極的に関与すべきだ」と求めた。これに対し、坂井市長は「住民に不安があることは理解している」と答弁。その上で「国は説明責任を果たすべきだし、県や事業者である九電にも、十分関与するよう今後も求めていきたい」と述べた。

【写真】プルサーマル特別委員会で答弁する坂井市長=唐津市議会



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Posted by 昏君 at 21:10│Comments(0)玄海町
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