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2009年04月23日

川内原発増設 住民意見への見解提出

川内原発増設 住民意見への見解提出~九電
読売新聞(2009/04/23)

 川内原子力発電所3号機の増設問題で、22日、九州電力は環境影響調査の結果をまとめた準備書について住民らから寄せられた意見に対する見解をまとめた報告書を、国、県、地元の薩摩川内、いちき串木野の両市に提出した。

 九電は1~2月に県内15か所で準備書の縦覧を行い、住民らから意見を求めた。寄せられた269件の意見のうち、環境保全に関する164件についての見解を示した。

 最も多かったのは、周辺海域の生態系への影響に関する意見で12件。1、2号機の稼働で温排水の放水により海藻が死滅する「磯焼け」が起こっているとの指摘について、九電は「磯焼けの要因は魚類による食害とされており、これまでの調査で温排水放水による海生生物への影響は認められていない」と説明している。その他の意見は▽3号機増設は本当に必要なのか(9件)▽川内原発の熱出力の3分の2は温排水などで海に捨てられており、熱効率が悪いのではないか(6件)――などだった。

 22日、九電の西村正幸執行役員環境部長は県に報告書を提出。その後、県庁で開いた記者会見で「住民の関心の高さがうかがえた。今後も説明を尽くしていきたい」と語った。報告書は同日、九電のホームページで公開された。

 伊藤知事は、関係市長に意見を求めたうえでこの日から120日以内に準備書に対する意見を国に提出することになっている。



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Posted by 昏君 at 09:07│Comments(0)玄海町
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